天から地上へ降りる道に立った神は、海に沈んで三つの名になった

神社のはじまり > 全国の神社マップ > 三重県 > 椿大神社
椿大神社(つばきおおかみやしろ)は、三重県鈴鹿市山本町字御旅1871にある神社です。まつられているのは猿田彦大神。社格は式内社(小) 伊勢国一宮 旧県社 別表神社。創建は(伝)垂仁天皇27年と伝わります。伊勢国の一之宮です。

三重のつばきおおかみやしろ。猿田彦大神に話をきいてみたい。
ならば、ふたりで手を合わせて、名をよぶのじゃ。
さるたひこのおおかみさまー。
よんだか。われが猿田彦大神。天から地上へ降りる道に立った神であり、のちに海に沈んで三つの名になった。
古事記は、われが、あめのやちまたに立ち、上はたかまがはらを、下はあしはらのなかつくにを照らしておったと記す。
天照大御神の孫が地上へ降りるとき、その道に立っていたのがこの神です。あめのうずめのみことが名を問うと、先に立って道案内をするために来た、と答えました。
道びらきの神さまって、そういうことか。
案内をおえて、われは伊勢のいすずの川上へ帰った。あめのうずめのみことも、ともに来た。
古事記は、そのあとを短く記します。あざかの海で漁をしていて、ひらぶがいに手をはさまれ、海に沈んだ、と。
道をひらいた神さまが、貝に手をはさまれたのか。
そのとき、三つのみたまの名まえが生まれた。底に沈んだときはそこどくみたま、海の水があわ立ったときはつぶたつみたま、そのあわがはじけたときはあわさくみたまである。
つばきおおかみやしろは、この神をまつる全国二千あまりのやしろの本宮とされ、みちびきのおやがみさまとして信仰されてきました。
行ったら、参道の中ほどを見るのじゃ。前方後円墳があって、やしろはそれを、この神さまの御陵と伝えておる。
その社が、どんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありません。
天から地上へ降りる道に立った神は、
海に沈んで三つの名になった
天孫が地上へ降りるとき、 天の八衢に立って道を先導した神。 案内をおえて伊勢へ帰ったのち、 阿邪訶の海で漁をしていて 比良夫貝に手をはさまれ、海に沈んだ。 そのとき三つの御魂の名が生まれた。
神話です。起きた出来事としてではなく、 そう伝えられていることとして紹介しています。 せりふは記紀と椿大神社の公式をもとに こちらで言葉にしたもので、 神さまが実際にそう話した記録ではありません。 高山土公神陵は、椿大神社が猿田彦大神の 御陵と伝えるものです。
二見興玉神社伊勢神宮伊射波神社伊雑宮多度大社敢國神社猿田彦神社花窟神社都波岐神社・奈加等神社
このページの決めごと
・社の由緒として書いているのは、社の公式の由緒・自治体の公式の案内・文献や発掘でわかっていることだけです。出典は全部このページに載せています。
・わかっていないことは「諸説あります」と正直に書きます。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけません。特定の社への参拝を呼びかけることもしません。
・「信仰されてきた願いごと」は、その社がどんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありませんし、社に順位もつけません。
・住所・主祭神・社格・創建・交通は、ウィキペディア日本語版の各記事(Template:神社の欄と代表座標)から機械的に取っています。おでかけの前には、必ず社の公式でお確かめください。