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熊野那智大社くまのなちたいしゃ

熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1にある神社です。まつられているのは熊野夫須美大神。社格は旧官幣中社、別表神社。創建は伝・仁徳天皇5年と伝わります。

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この社のはじまり

和歌山に、年に一度、神さまが滝へ帰るおまつりがあるって。

くまのなちたいしゃ。ご神体は、那智の滝そのものです。

一年に一度、十二体のみこしにうつって、神さまは滝へ帰ります。

滝のそばのひろう神社には、社殿がありません。滝をじかにおがみます。

もともと神さまは、滝のそばにおられた。にんとく天皇の五年、西暦三百十七年と伝わる。そのとき社を山の中腹へうつしたのじゃ。

だから七月じゅうよっか。神さまは、もとの場所へ帰るのです。

どうやって帰るの。

十二体のおうぎみこしにうつり、本殿から滝までお渡りになります。

高さは約六メートル。その形は、那智の滝をあらわすとされ、太陽をかたどったという説もあるのじゃ。

迎えるのは十二本の大たいまつ。いちばん重いのは第一の松明で、約五十キロあります。

それで火祭りっていうんだ。

滝の落差は、百三十三メートル。行ったら、社殿のないひろう神社で、滝そのものをおがんでください。

社よりも、滝のほうが先にあったのじゃ。

この社のこと

信仰されてきた願いごと

その社が、どんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありません。

これはまつられている神さまから整理したものです。
・熊野の神…よみがえりの地とされ、上皇から庶民まで参詣した。
社の公式に案内がある場合は、そちらが正しいものとお考えください。

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祭りと神事

熊野那智大社

十二体の神輿が滝までお渡りし

十二本の大松明が道を清める

扇祭は毎年七月十四日の昼。 山上の本殿から十二体の扇神輿が 那智の滝へお渡りになる。 神輿の高さは約六メートル。 迎える大松明は十二本で、 いちばん重い一番は約五十キロ。

正しくは扇祭(扇会式法会)といい、 那智の火祭りの名でも知られます。 神輿の形は、社では滝を表すとされ、 国の解説では太陽を模したとされます=諸説あります。

出典

①扇神輿が何をかたどっているかは説がわかれる=社の公式は「飛瀧(那智御瀧)を表す」、文化庁の指定解説は「太陽を模した」。本編[09]で両方を言い、どちらが正しいとは決めていない。②鎮座と遷座の年(仁徳天皇五年=317年)は社伝であって同時代の記録ではないため、本編[05]で「と伝わる」と言っている。③「神さまが滝へ帰る」は、もともと滝のそばにまつられていた(社の由緒)ことをふまえた言い方で、社の公式の用語は「渡御(お渡り)」。本編[08]では「お渡りになります」と公式の言い方も入れている。④扇の枚数は、よく「三十二枚(うち半開き二枚)」と紹介されるが、社の公式ページと文化庁の指定解説のどちらにも枚数の記載が無かったため本編では言っていない(数えられる出典が取れていない)。同じ理由で竹釘の本数にも触れていない。⑤大松明の高さは、社の公式ページで扇神輿と同じ数値が続けて書かれていて読み取れないため触れず、重さ(第一大松 約50kg)と直径(44cm)だけを言っている。⑥那智田楽はユネスコ無形文化遺産で室町時代から伝わるが、尺の都合で本編では触れていない。⑦ご利益は約束していない。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけていない。神様の姿は描いていない。実在の社殿・滝は写実的に描かず落書き風のままにしている。⑧御瀧拝所舞台の参入料など実務の数字は変わりうるので、概要欄に「2026年9月時点」と明記した。

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このページの決めごと

・社の由緒として書いているのは、社の公式の由緒・自治体の公式の案内・文献や発掘でわかっていることだけです。出典は全部このページに載せています。

・わかっていないことは「諸説あります」と正直に書きます。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけません。特定の社への参拝を呼びかけることもしません。

・「信仰されてきた願いごと」は、その社がどんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありませんし、社に順位もつけません。

・住所・主祭神・社格・創建・交通は、ウィキペディア日本語版の各記事(Template:神社の欄と代表座標)から機械的に取っています。おでかけの前には、必ず社の公式でお確かめください。