社殿より、樹齢3000年の杉が古い。標高1076メートルの山の上

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玉置神社(たまきじんじゃ)は、奈良県 吉野郡十津川村にある神社です。

奈良の山の上に、社殿より杉のほうが古い神社があるんだって。
たまきじんじゃ。奈良県のいちばん南、十津川村の山の中にあります。
境内の杉の巨木は、樹齢三千年ともいわれる、じんだい杉です。社があるのは、標高千七十六メートルのたまきやま。その九合目です。
社伝では、紀元前三十七年の創建と伝えます。ただし、創建の年は分かっていません。社殿より、杉のほうが古いといわれます。
じゃあ、杉のほうが先ってこと。
じんだい杉のほかにも、とこたち杉、いわれ杉と、名前のついた杉が何本も立っています。奈良県の天然記念物です。
じゃがな、この社にはもう一つ、古いと伝えられる場所があるのじゃ。たまいししゃという。
本社より奥にあり、白い玉石にかこまれています。ご神体は、地面からわずかに出ている黒い丸石です。
江戸時代の中ごろから、たまきやまは熊野三山の奥の院と呼ばれるようになりました。
山を歩く修験の道、おおみねおくがけみちが通っています。平成十六年、西暦二千四年に世界遺産になりました。
社務所と台所は、国の重要文化財です。江戸時代の終わりごろの建物です。
行ったら、じんだい杉を見上げてください。そのあと、たまいししゃまで歩いてみてください。
木も石も、人が作ったものではない。社殿より先に、ここにあったのじゃ。
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