奥宮は岩穴。本殿は1671年に春日大社若宮から移された

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室生龍穴神社(むろうりゅうけつじんじゃ)は、奈良県 宇陀市にある神社です。

奈良の山の中。あの岩の穴も、神社なの?
室生龍穴神社。奈良県宇陀市の、山あいにあります。
おくみやは岩穴。神社からさらに山へ入ると、渓流のそばに口を開けています。
ここは、雨を願ってきた場所なのじゃ。平安時代には、朝廷からも信仰された。
龍王が住むと伝わる穴を、拝んだのが始まりとされます。その穴は、今も残っています。
この穴は、妙吉祥龍穴とも呼ばれます。古い記録には、室生龍穴などと記されています。
立派な建物だけを見ていたら、山の奥の穴を、見落としてしまうね。
近くの室生寺とも、深いつながりがある。寺と龍穴は、一体となって信仰されたのじゃ。
一方、境内の本殿はかすがづくり。奈良の春日大社にあった、若宮の社殿です。
移されたのは、1671年。江戸時代に来た建物が、今も本殿として残っています。
移ってきた建物と、山にある穴。同じ神社に、違う歴史が重なっているんだ。
おくみやで見るのは、岩に開いた龍穴。その前には、山からの清流が流れています。
社殿を見て、山の水を見る。雨を願った場所だと知ると、景色も変わるのう。
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