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秩父神社ちちぶじんじゃ

秩父神社(ちちぶじんじゃ)は、埼玉県秩父市番場町1-1にある神社です。まつられているのは八意思兼命・知知夫彦命・天之御中主神・秩父宮雍仁親王。社格は式内社(小) 武蔵国四宮 旧国幣小社 別表神社。創建は(伝)崇神天皇10年と伝わります。知知夫国の一之宮です。

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この社のはじまり

埼玉の秩父で、おまつりの山場が真夜中なのはなんで。

神様が山へ帰る時間だからです。ちちぶじんじゃは、ぶこうさんと向かいあう、さとみやです。

まつりは、じゅうにがつふつかとみっか。かさぼこが二つと、やたいが四つ。あわせて六台が、まちをひかれていきます。

山場は、みっかの真夜中。だんござかという急な坂を、六台が一台ずつひきあげられます。

ここにまつるみょうけんさまは女の神、ぶこうさんにすむ神は男の神。相思相愛と、このやしろは伝えておるのじゃ。

神様がむかう先は、おはなばたけという名の高台です。ここがおたびしょ。ぶこうさんを正面にのぞむ場所です。

行列の先頭を行くのは、大きなさかきです。そこに、わらで作られた龍神が巻きつけられています。

高台でおこなうのは、おやまのしんじ。神は山へかえり、しずまる。それが、このまつりのかたちじゃ。

おまつりって、山との一年に一度のまちあわせだったのか。

いまの社殿は、1592年、てんしょう20年に徳川家康がきしんしたものです。ごんげんづくりで、埼玉県の有形文化財です。

まつりの記録は、江戸時代のかんぶんねんかんまでさかのぼります。1980年に国の重要無形民俗文化財、2016年にはユネスコの無形文化遺産になりました。

行ったら、おたびしょの高台に立ってみてください。正面に、ぶこうさんが見えます。

神はあの山へ帰る。だからこのやしろは、いまも山と向かいあっておるのじゃ。

この社のこと

信仰されてきた願いごと

その社が、どんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありません。

これはまつられている神さまから整理したものです。
・八意思兼…知恵をはたらかせたと伝えられる神。
社の公式に案内がある場合は、そちらが正しいものとお考えください。

この社の特集

祭りと神事

秩父神社

神事の山場は真夜中

社と武甲山のあいだで行う

十二月三日の夜、神輿が社を出て、一キロ先の御旅所へ向かう。 御旅所は、社と神奈備の武甲山とのあいだにある。 斎場祭が始まるのは夜十時すぎで、 行列が社へ戻るころには朝になっている。 社の本殿は、いまも真北を向いて建っている。

笠鉾と屋台を曳く「付け祭り」は、 およそ三百年前の寛文年間に始まったと伝えられます。 もとは旧暦十一月三日の「霜月大祭」で、 絹の市とともに開かれました。 武甲山の男神と社の女神が年に一度会うという 言い伝えもありますが、祭りの起こりには諸説あります。

出典

①妙見さまと武甲山の神が相思相愛で、年に一度会うという話は、秩父神社が公式サイトに書いている社の伝えです。事実として起きたことではありません。本編でも『このやしろは伝えておる』と言っています。②『御旅所』『団子坂』は観光案内で使われている呼び名です。秩父神社の公式ページでは、その高台を「お花畑」という名をもつ高台と書いています。③笠鉾・屋台の重さは観光案内に20トン級と出ていますが、公式の数字を確かめられなかったので本編では言っていません。④合祀された祭神や創建年など、社伝によるものは本編で扱っていません。⑤武甲山では石灰岩の採掘が行われていますが、本編ではその是非にはふれていません。⑥信仰そのものへの評価はしていません。ご利益も約束していません。⑦ナレーションは耳で分かるように、一部の語をひらがなに開いています。

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このページの決めごと

・社の由緒として書いているのは、社の公式の由緒・自治体の公式の案内・文献や発掘でわかっていることだけです。出典は全部このページに載せています。

・わかっていないことは「諸説あります」と正直に書きます。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけません。特定の社への参拝を呼びかけることもしません。

・「信仰されてきた願いごと」は、その社がどんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありませんし、社に順位もつけません。

・住所・主祭神・社格・創建・交通は、ウィキペディア日本語版の各記事(Template:神社の欄と代表座標)から機械的に取っています。おでかけの前には、必ず社の公式でお確かめください。