12月3日の真夜中、神様が山へ帰る。社は正面の武甲山の里宮

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秩父神社(ちちぶじんじゃ)は、埼玉県秩父市番場町1-1にある神社です。まつられているのは八意思兼命・知知夫彦命・天之御中主神・秩父宮雍仁親王。社格は式内社(小) 武蔵国四宮 旧国幣小社 別表神社。創建は(伝)崇神天皇10年と伝わります。知知夫国の一之宮です。

埼玉の秩父で、おまつりの山場が真夜中なのはなんで。
神様が山へ帰る時間だからです。ちちぶじんじゃは、ぶこうさんと向かいあう、さとみやです。
まつりは、じゅうにがつふつかとみっか。かさぼこが二つと、やたいが四つ。あわせて六台が、まちをひかれていきます。
山場は、みっかの真夜中。だんござかという急な坂を、六台が一台ずつひきあげられます。
ここにまつるみょうけんさまは女の神、ぶこうさんにすむ神は男の神。相思相愛と、このやしろは伝えておるのじゃ。
神様がむかう先は、おはなばたけという名の高台です。ここがおたびしょ。ぶこうさんを正面にのぞむ場所です。
行列の先頭を行くのは、大きなさかきです。そこに、わらで作られた龍神が巻きつけられています。
高台でおこなうのは、おやまのしんじ。神は山へかえり、しずまる。それが、このまつりのかたちじゃ。
おまつりって、山との一年に一度のまちあわせだったのか。
いまの社殿は、1592年、てんしょう20年に徳川家康がきしんしたものです。ごんげんづくりで、埼玉県の有形文化財です。
まつりの記録は、江戸時代のかんぶんねんかんまでさかのぼります。1980年に国の重要無形民俗文化財、2016年にはユネスコの無形文化遺産になりました。
行ったら、おたびしょの高台に立ってみてください。正面に、ぶこうさんが見えます。
神はあの山へ帰る。だからこのやしろは、いまも山と向かいあっておるのじゃ。
その社が、どんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありません。
神事の山場は真夜中
社と武甲山のあいだで行う
十二月三日の夜、神輿が社を出て、一キロ先の御旅所へ向かう。 御旅所は、社と神奈備の武甲山とのあいだにある。 斎場祭が始まるのは夜十時すぎで、 行列が社へ戻るころには朝になっている。 社の本殿は、いまも真北を向いて建っている。
笠鉾と屋台を曳く「付け祭り」は、 およそ三百年前の寛文年間に始まったと伝えられます。 もとは旧暦十一月三日の「霜月大祭」で、 絹の市とともに開かれました。 武甲山の男神と社の女神が年に一度会うという 言い伝えもありますが、祭りの起こりには諸説あります。
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・わかっていないことは「諸説あります」と正直に書きます。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけません。特定の社への参拝を呼びかけることもしません。
・「信仰されてきた願いごと」は、その社がどんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありませんし、社に順位もつけません。
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