1568年の記録に残る、釜の音で吉凶をうかがう神事

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吉備津神社(きびつじんじゃ)は、岡山県岡山市北区吉備津931にある神社です。まつられているのは大吉備津彦命。社格は式内社(名神大) 備中国一宮 旧官幣中社 別表神社。創建は不詳(仁徳天皇代)と伝わります。備中国の一之宮です。

岡山県の神社で、釜の音を聞いて吉凶が分かるの?
吉備津神社は、岡山市のきた区、吉備の中山のふもとにあります。
1568年の記録に残る鳴釜神事では、釜が鳴る音の大小と長さから祈願の吉凶をうかがいます。
ただし、神官もあぞめも、答えを言いません。音を聞いた本人が、心で判断します。
おかまでんの釜に水を張り、湯を沸かしてそのうえにせいろを載せます。
祝詞が始まるころ、あぞめが、せいろの中の器に入れた玄米を振るのじゃ。
すると、うなるような音が響き、祝詞を読み終えるころに音は止まるとされます。
この神事を奉仕するのは、神官と、あぞめと呼ばれる女性の二人です。
大きな音でも、答えは自分で受け取るんだ。
鳴釜神事は、1568年のたもんいんの日記に記され、みやこでも知られていたと考えられます。
起源は、温羅の声が釜の下から響き、夢のお告げに従うと静まった、という伝承です。
行ったら、おかまでんに注目。釜とせいろが置かれた神事の場所です。
答えを決めつけず、釜の音を、自分の心で受け取る神事なのじゃ。
その社が、どんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありません。
釜の鳴る音で
吉凶をうかがう
本殿から回廊を下った先に、御釜殿という建物がある。 いまの建物は慶長十一年(1606年)の再建で、国の重要文化財。 ここで釜に米を蒸し、そのとき立つ音で吉凶をうかがう。 鳴釜神事といい、金曜をのぞいて毎日行われている。 上田秋成の『雨月物語』にある「吉備津の釜」は、この神事を下敷きにしている。
神事の起こりについては諸説あります
このページの決めごと
・社の由緒として書いているのは、社の公式の由緒・自治体の公式の案内・文献や発掘でわかっていることだけです。出典は全部このページに載せています。
・わかっていないことは「諸説あります」と正直に書きます。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけません。特定の社への参拝を呼びかけることもしません。
・「信仰されてきた願いごと」は、その社がどんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありませんし、社に順位もつけません。
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