神社のはじまり

神社のはじまり > 全国の神社マップ > 福岡県 > 宗像大社

宗像大社むなかたたいしゃ

宗像大社(むなかたたいしゃ)は、福岡県宗像市田島2331(辺津宮)福岡県宗像市大島1811(中津宮)福岡県宗像市大島沖之島(沖津宮)にある神社です。まつられているのは田心姫神(沖津宮)・湍津姫神(中津宮)・市杵島姫神(辺津宮)。社格は式内社(名神大) 旧官幣大社 別表神社。創建は不詳(有史以前)と伝わります。

動画で見る

この社のはじまり

福岡のむなかたたいしゃって、宮が三つもあるの。

はい。三つの宮は、海の上に六十キロにわたって並んでいます。

九州の本土に辺津宮。海をわたった大島に中津宮。そこからさらに四十九キロ先、おきのしまに沖津宮です。

まつられているのは三人の姉妹の神。あまてらすおおみかみの子と伝わる、むなかたサンジョシンです。宮ごとにヒトハシラずつ分かれてすわっています。

おきのしまにたごりひめのかみ、大島にたぎつひめのかみ、辺津宮にいちきしまひめのかみ。三つそろって、はじめてひとつのむなかたたいしゃなのじゃ。

なぜ海の上に分けたのか。日本書紀は、あまてらすおおみかみがサンジョシンにこう告げたと記します。みちの中に降りて、てんそんを助けよ。ここは大陸へわたる海のみちでした。

そのみちの上で、四世紀の後半から九世紀の終わりまで、およそ五百年、祭りが続きました。おきのしまでのことです。

祭りの場は、大きな岩の上から、岩のかげへ、そして開けた平地へと移っていったのじゃ。

五百年も、島の上でずっと。

島から見つかった奉献品は、およそ八万点。銅鏡、金の指輪、イラン製のカットグラスのわん。その八万点すべてが国宝です。

おきのしまは今も、島そのものが境内です。神職のほかは渡ることができず、木も草も石も、ひとつとして持ち出せません。二千十七年、世界文化遺産になりました。

行くなら、大島の北の沖津宮、その遥拝所へ。昭和八年に建てられた、おきのしまを拝むための拝殿です。晴れた日には、四十九キロ先の島が見えます。

拝む先に、社殿はない。島そのものが神なのじゃ。

この社のこと

信仰されてきた願いごと

その社が、どんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありません。

これはまつられている神さまから整理したものです。
・宗像三女神・弁天…海の道の神。のちに弁天さまと重ねられた。
社の公式に案内がある場合は、そちらが正しいものとお考えください。

この社の特集

祀られた神

宗像大社

三人の姉妹の神が

海の道の上に分かれてすわる

沖ノ島に田心姫神、大島に湍津姫神、田島に市杵島姫神。 九州から朝鮮半島へ渡る道すじの上に、三つの宮が置かれている。 『日本書紀』は、この三女神を「道主貴」と呼ぶ。 全国七千あまりの宗像神社・厳島神社の総本社である。

沖ノ島は島そのものが神体で、見たことを口外してはならないとされてきました。 出土した約八万点は一括して国宝です。

出典

①『みちの中に降りて、てんそんを助けよ』は『日本書紀』第六段の一書にある神勅を、耳で分かる言い方に置きかえたものです。原文どおりの引用ではありません。②沖ノ島が九州本土から約60km・大島から約49kmという距離は、世界遺産の公式解説にもとづくおおよその値です。③沖ノ島の祭祀が『何をしていた祭りか』までは分かっていません。出土した物と場所の移り変わりから、そう整理されているという段階です。④宗像三女神をどの宮にまつるかは、『古事記』と『日本書紀』の一書とで並びが違って伝えられており、諸説あります。本編は宗像大社の公式サイトの記載にそろえました。⑤ナレーションでは、耳で分かるように一部の語をひらがなに開いています。⑥信仰やご利益を勧めるものではありません。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけるものでもありません。

ほかの社を見る

福岡県の神社

住吉神社太宰府天満宮宗像大社宗像大社 沖津宮宮地嶽神社岡田宮櫛田神社筥崎宮香椎宮高良大社

同じ願いごとで信仰されてきた社

岩木山神社大崎八幡宮鹽竈神社出羽神社笠間稲荷神社日光二荒山神社洲崎神社玉前神社大山阿夫利神社有鹿神社

全国の神社マップへご利益マップへ

このページの決めごと

・社の由緒として書いているのは、社の公式の由緒・自治体の公式の案内・文献や発掘でわかっていることだけです。出典は全部このページに載せています。

・わかっていないことは「諸説あります」と正直に書きます。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけません。特定の社への参拝を呼びかけることもしません。

・「信仰されてきた願いごと」は、その社がどんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありませんし、社に順位もつけません。

・住所・主祭神・社格・創建・交通は、ウィキペディア日本語版の各記事(Template:神社の欄と代表座標)から機械的に取っています。おでかけの前には、必ず社の公式でお確かめください。