785段をのぼれない人は、飼い犬に代わりに参拝させた

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金刀比羅宮(ことひらぐう)は、香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1にある神社です。まつられているのは大物主神(相殿)崇徳天皇。社格は国幣中社。

香川の金刀比羅宮。785段の石段をのぼれない人は、どうしていたんだろう。
場所は香川県の琴平。JRの琴平駅から、参道の入口まで歩いて10分ほどです。
江戸時代、この石段をのぼれない人は、飼い犬を自分の代わりに参拝させました。
犬の首には、こんぴら参り、と書いた袋。中には飼い主の名前を書いた木札と、初穂料、それに道中の食費が入っていました。
当時、庶民が自由に旅をすることは許されず、神社やお寺への参拝だけが、認められた旅でした。
犬は、旅人から旅人へと手わたされていったのじゃ。街道の人々が世話をして、ここまで連れてきた。
こうしてたどり着いた犬は、こんぴら狗と呼ばれました。帰り道も、同じように人の手をつたったと伝えられています。
このやしろの御祭神は、大物主神と崇徳天皇。海の守り神として遠くまで知られ、行きたくても行けない人が大勢いました。
知らない人に次々あずけられて、ちゃんと着いたのがすごい。
自分の足で来られぬ者の願いも、だれかが運んだのじゃ。
御本宮は785段目、海抜251メートル。さらに上、1368段目には、奥社があります。
行ったら、431段目の青銅の鳥居のわきを見てください。こんぴら狗の銅像が立っています。785段のぼらなくても、ここで会えます。
ここまで来られぬ者のかわりに、犬が歩いた。その道が、いまも石段のまま残っておる。
その社が、どんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありません。
こんぴらの名は
インドの言葉から来ている
もとは象頭山松尾寺の中の 金毘羅大権現だった。 金毘羅はインドの護法善神クンビーラで、 川のワニを神格化したものとされる。 明治の神仏分離で権現の名を捨て、 大物主神をまつる金刀比羅宮になった。
はじまりは諸説あります(大物主神の行宮の跡をまつった 琴平神社とする社伝/役小角が象頭山でクンビーラの 神験に遭ったとする伝え/『延喜式』の雲気神社とする説)。 「象頭山」の名も、山の形が象の頭に見えることによります
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・「信仰されてきた願いごと」は、その社がどんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありませんし、社に順位もつけません。
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