社名の「ケヒ」は食べ物。敦賀の地名も、1300年前の同じ一段から

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氣比神宮(けひじんぐう)は、福井県敦賀市曙町11-68にある神社です。まつられているのは伊奢沙別命。社格は式内社(名神大7座) 越前国一宮 旧官幣大社 別表神社。創建は(伝)第14代仲哀天皇8年と伝わります。越前国の一之宮です。

福井に、名前の意味が食べ物っていう神社があるんだって。
けひじんぐう。この社名の、けひは食べ物のこと。まつられている神の、もうひとつの名から来ています。
主祭神は、いざさわけのみこと。みけつおおかみ、けひのおおかみとも呼ばれる、食べ物の神です。
古い字では、食べ物を盛る器と、飯。あわせて、箱に盛った飯という意味になります。
なぜ食べ物なのか。千三百年あまり前に書かれた古事記が、ある朝のこととして記しています。
のちの応神天皇となる幼い皇子が、みそぎのためにこの地へ来ました。その夜、土地の神が夢に現れます。
神はこう言うたのじゃ。わたしの名を、御子の名と取りかえたい、とな。
神さまのほうから、名前を交換してって言ったの。
翌朝、浜へ行くと、鼻の傷ついたいるかが、入り江いっぱいに寄っていました。
皇子は、わたしに御食の魚をくださった、と言い、その神をたたえて、みけつおおかみと名づけます。古事記は、いまは気比の大神という、と結びます。
そのいるかの鼻の血が臭かったゆえ、その浦を血の浦と呼んだ。それが、つぬが。いまの敦賀じゃ。
行ったら、表参道の大鳥居を見てください。正保二年の建立で、高さは十メートル九十三センチ。昭和二十年の空襲で社殿はほとんど焼けましたが、この鳥居だけが残りました。
社の名も、町の名も、同じ朝に生まれた。由来には諸説あるがの、古事記はそう伝えておるのじゃ。
その社が、どんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありません。
名まえは
「食べ物」から来ている
主祭神は伊奢沙別命。 御食津大神とも呼ばれる。 『古事記』では、この「御食津」が なまって「気比」になったとされる。
由来は諸説あります(応神天皇と気比の神が名を交換した 「かへ」から転じたとする説もある)。 「笥飯」の字は当て字で、箱の中の飯を意味する
このページの決めごと
・社の由緒として書いているのは、社の公式の由緒・自治体の公式の案内・文献や発掘でわかっていることだけです。出典は全部このページに載せています。
・わかっていないことは「諸説あります」と正直に書きます。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけません。特定の社への参拝を呼びかけることもしません。
・「信仰されてきた願いごと」は、その社がどんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありませんし、社に順位もつけません。
・住所・主祭神・社格・創建・交通は、ウィキペディア日本語版の各記事(Template:神社の欄と代表座標)から機械的に取っています。おでかけの前には、必ず社の公式でお確かめください。