九つの社をひとつにまとめ、湖に突き出た岬に建てた

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小河内神社(おごうちじんじゃ)は、東京都 西多摩郡奥多摩町にある神社です。

湖の真ん中に、やしろが建っているのはなんで。
ここは、ダムの底にしずんだ村のやしろです。九つのやしろをひとつにまとめて、湖に突き出た岬に建てられました。
おごうちダムができたのは、1957年、昭和32年の11月26日です。
起工式は昭和13年。工事は19年あまりかかり、945世帯が村を出ました。
村がしずむとき、やしろだけを置いていくわけにはいかんのじゃ。
水没する村にあった九つのやしろ、十一の神をひとつにうつしました。それが、おごうちじんじゃです。
九つが、ひとつになったのか。
建っているのは、湖の北がわに突き出た出島の、小山の上です。まわりが水になっても、ここだけは残る高さでした。
水の下に村があると知って見ると、湖の見え方が変わるのじゃ。
ダムの高さは149メートル、長さは353メートル。できた当時は、水道のための貯水池として世界でいちばん大きなものでした。
工事では、はちじゅうななにんが亡くなっています。かかった費用は、およそ150億円でした。
行ったら、やしろから湖を見おろしてみてください。目の下に見える水面の、その底がもとの村です。
村は水の下じゃが、やしろはこうして残っておる。
九つの社をひとつにまとめ
湖に突き出た岬に建てた
昭和三十二年、小河内ダムが完成し、小河内村が湖の底になった。 村にあった九つの社の十一柱を合わせてまつり、 湖に突き出た半島の上に、この社が建てられた。 九月の例大祭では、いまも小河内の鹿島踊が奉納される。
水没した九社の社地は、いまの奥多摩湖の底にあたります。 鹿島踊は国の重要無形民俗文化財で、 ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。 原の獅子舞・川野の獅子舞は東京都の無形民俗文化財です。
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