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神魂神社かもすじんじゃ

神魂神社(かもすじんじゃ)は、島根県 松江市大庭町にある神社です。

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この社のはじまり

島根に、いずもたいしゃより古い本殿があるんだって。

かもす神社。いま残るたいしゃづくりの本殿のなかで、いちばん古いものです。国宝です。

建てられたのは1583年。いずもたいしゃのいまの本殿より、161年古い。

ところが、奈良や平安のころの国の記録に、このやしろの名は一つも出てきません。

えんぎしきにも、出雲の国のふどきにも、このやしろは出てこんのじゃ。

いずもたいしゃの宮司をつとめる家が、自分たちでまつっていたやしろだったと考えられています。諸説あります。

その家のおやしろが、日本でいちばん古く残ってるってこと。

代がわりのときに行う、火を受けつぐ神事は、明治のはじめまでこのやしろで行われておったのじゃ。

たいしゃづくりは、出雲にしかない建て方です。柱は9本。正面ではなく、屋根が三角に見える側から入ります。

この本殿は、その古い形をよく残しています。いずもたいしゃの本殿にくらべて、柱が太いのです。

国の記録には無いのに、建物だけ、いちばん古く残ってるのか。

行ったら、本殿へ向かう石段を見てください。大きな石を、けずらずにそのまま積み上げた石段です。

記録に名は無くとも、この木と石は、四百年ここに立っておる。

この社のこと

出典

①本殿の年代=現在の社殿は天正11年(1583年)の再建。心御柱の古材に「正平元年丙戌十一月日」(1346年)の墨書銘があり、それ以前の社殿の部材を用いたと考えられているが、建物そのものの造営年は1583年なので本編では1583年と言っている。②「日本最古の大社造」という言い方は各所で使われるが、正確には『現存する大社造の遺構のうち最古』なので、本編でも「いま残っているたいしゃづくりのなかで、いちばん古い」と限定した。③式外社である理由(出雲国造家が邸内で私的にまつっていた社が起源)は定説ではないので、本編[06]で「諸説あります」と明言している。④火を受けつぐ神事(神火相続式)は熊野大社・神魂神社・出雲大社にまたがる段取りで伝わるため、本編では「この社で行われておった」とだけ言い、手順の細部には触れていない。⑤祭神(伊弉冊大神・伊弉諾大神)は中世末期以降のもので、それ以前は不明とされるため本編では触れていない。⑥「男造・女造」という出雲大社との対比の言い方は俗説の色が強いので使っていない。⑦ご利益は約束していない。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけてもいない。神様の姿も描いていない。

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このページの決めごと

・社の由緒として書いているのは、社の公式の由緒・自治体の公式の案内・文献や発掘でわかっていることだけです。出典は全部このページに載せています。

・わかっていないことは「諸説あります」と正直に書きます。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけません。特定の社への参拝を呼びかけることもしません。

・「信仰されてきた願いごと」は、その社がどんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありませんし、社に順位もつけません。

・住所・主祭神・社格・創建・交通は、ウィキペディア日本語版の各記事(Template:神社の欄と代表座標)から機械的に取っています。おでかけの前には、必ず社の公式でお確かめください。